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お客様からお問い合わせの多いご質問についてお答えいたします。
ご質問が見当たらない場合は、恐れ入りますが、 お問い合わせフォームから送信をお願いいたします。
- AEDとは何ですか?
AEDとは、心臓がけいれんし血液を送り出すポンプ機能を失った状態の傷病者に対して、電気パッドを貼り、
心電図の測定・解析を行ない、必要に応じて電気ショックを与え、心臓を正常なリズムに戻すための医療機器です。
AEDは自動的に傷病者の心電図を診断し、電気ショックを与える必要があるかどうか判断しますので、
医学的な知識が少ない一般市民でも音声ガイダンスに沿った操作で救命処置が可能です。
- 心臓突然死とはなんですか??
心臓がけいれんし血液を送り出すポンプ機能を失った状態を心室細動といい、それが原因で死亡してしまうことをいいます。
心筋梗塞などは一般に発病前に胸の痛みを伴うと言われます。
心室細動はそういった痛みなどがなく、突然けいれんするため、心臓突然死と言われます。
2016年現在、心臓突然死は年間7万人以上と言われており、年々増加傾向にあります。
- どんな場所でAEDの設置が必要となりますか?
AEDの設置ガイドラインといわれる厚生労働省の資料が参考になると思います。
厚生労働省AED適正配置に関するガイドライン(外部リンク)
心停止の発生頻度が高い(水辺などで溺れることによる心停止も含む)
心停止のリスクのあるイベントが行われる(マラソンや心臓付近に衝撃を受ける恐れのある競技・球技)
救助の手がある、心停止を目撃される可能性が高い(人が多く集まる場所など)
救急隊の到着までに時間を要する地域(旅客機・遠隔地・離島・山間部等)
上記のような場所ではAEDの効果が高く、設置を推奨しております。
- AEDを設置した場合は誰でも利用可能ですか?
利用可能です。
そのため、AEDが設置されていることを周囲に掲示し、24時間いつでも、だれでも使える状況にすることが重要だと私たちは考えます。
ステッカーの掲示だけでなく、AED設置場所までの案内サインの掲示が推奨されております。
- AEDが使用できない状況はありますか?
AEDはどこでも、いつでも、だれにでも使えることを目指し、開発されておりますが、
製品ごとに気温や防水・防塵基準が設定されております。
国内で販売されているAEDはIP55以上の規格を持っており、一般的な環境下であれば使用できます。
例えば、旭化成ゾールメディカルのAED PLUSであれば動作温度0度〜50度、保管温度-30度〜60度です。
スキー場などの過酷な使用環境での利用をお考えのお客様には個別にご案内・ご提案をいたします。
- AEDを利用して助けれなかった場合は責任は問われますか?
問われません。
厚生労働省通知により、救命の現場に居合わせた市民が救命のためにやむを得ずAEDを使用した場合には、
医師法上、民事上、刑事上、責任は問われないとされています。
また、AEDの使い方を誤って相手を傷つけることなどもありません。
AEDは必ず、心電図を計り、機械が必要と判断しない限り電気ショックを行えないように設計されております。
- AEDを利用するのに講習を受けないと利用はできないですか?
講習を受けなくても利用は可能です。
2004年7月厚生労働省より、非医療従事者である一般市民が救命の現場でAEDを使用することは、
医師法第17条には違反しないとの通知が出たことから、一般市民の方も使用できるようになりました。
AEDは音声案内に従うことで使用することはできますが、心肺蘇生については、各種団体が主催する救命の講習会を受けることをお勧めします。
ただし、継続、反復的な利用がある場合、特に職務上の理由でAEDを使うことを期待されている方々には
AEDの従事者向け講習をおすすめいたします。
- AED設置後、日々のメンテナンスは必要ですか?
AED自体が常に使用できる状態の確認をセルフチェックしております。(1日ごともしくは1週間ごと)
そのため、難しいメンテナンスは基本的にはありません。
ただし、いつでも使用できるために、毎日のインジケーターの確認等の目視確認が医療機器として必要とされております。
メーカーごとに差異はありますが、音声での異常通知機能や遠隔管理サポートもございます。